フィックスターズを退社してサムライトに入社
フィックスターズ退社
株式会社フィックスターズを退社しました。理由はお察し下さい。
この会社では Cell/B.E. とか CUDA とか OpenCL とか AVX とか、主に特定プロセサ向けにポーティングしていた。
まわりは割と Windows アプリ作ってたりとかが多くて、プロファイラ見ながらアセンブラ眺めながらの仕事してる人は少数だったので、いい位置にいれた気がする。
自分もずっとそんな仕事だけだったわけではないが、一年中プロセッサの命令パイプライン埋める仕事とかなかなか良い経験だった。
サムライト入社
サムライト株式会社に入社しました。
この会社は Web 広告を扱うところで社員の多数はライターとか編集者とか (らしい、詳細はよく知らない) で、少数のプログラマが自社開発のシステムを Common Lisp で書いている。
転職活動自体は漠然と "もっと高級な言語をやりたい" で始めているけど、
- 知人が実践 Common Lisp の翻訳者だったので読んだ
- 知人が On Lispの翻訳者だったので読んだけど途中で挫折した
- cl-cuda に感銘を受けた
とか興味があって、最終的には "Common Lisp やりたい" でサムライトに決めた。
入ってみて、求人タイトルにあった "まだ出社してるの?" というのは本当で、現在この会社のプログラマはリモートワークが認められてる。通常のやり取りは Slack や GitHub の Issue で、週一のミーティングも Hangouts なので、本当にプログラマと直接会う事が少ない。
出社しないと聞くと、チームとして仕事出来ないのでは?という疑問を抱く人もいて質問されるけど、今時、離れていてもやり取り出来るし、むしろ情報共有には積極的、なんだと思う。
この会社で必要となる技術と私の出来ない技術を比較してみると、
- Common Lisp が出来ない (元 C, C++ プログラマ)
- Web プログラミが出来ない (元組込み系プログラマ)
- Emacs が出来ない (元 Vim ユーザ)
- git が出来ない (元 svn, hg ユーザ)
- GitHub が出来ない (Bitbucket ユーザ)
とか列挙するほどに何にも出来ない事がよく分かる。本当に大丈夫なのか?と思いながらも、今ではまわりの人に教えてもらいながら Common Lisp とか React.js とか書いている。
そんな訳で、職業 Common Lisper になりました。
C とはおさらばだ!!